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パノラマと歯科用CTの違いとは?分かりやすく解説します!
歯医者さんで見かける「パノラマ」と「歯科用CT」、この2つはどちらも歯や顎の状態を調べるために使われる画像検査ですが、実は大きな違いがあります。今回はその違いをわかりやすく解説していきます。
パノラマとは?
まずは「パノラマ」についてお話ししましょう。パノラマは、顎全体を一度に撮影できるレントゲン検査です。患者さんは専用の機械の中に立ち、顎を固定して、そこから撮影します。全体の骨の状態を確認できるので、虫歯や歯の位置、さらには親知らずの状態も把握することができます。
歯科用CTとは?
次に「歯科用CT」についてです。歯科用CTは、コンピュータを使って断面画像を撮影する方法で、非常に詳細な情報を得ることができます。頬の骨の厚さや神経の位置、さらには根管の形状まで詳しく見ることができるため、特にインプラント治療や難抜歯の際に非常に重要な検査です。
パノラマと歯科用CTの違い
ここで、パノラマと歯科用CTの違いを表で整理してみましょう。
項目 | パノラマ | 歯科用CT |
---|---|---|
撮影範囲 | 顎全体 | 部分的な断面 |
画像の詳細度 | 低い | 高い |
用途 | 虫歯、位置確認 | インプラント、根管の形状確認 |
被ばく量 | 低い | 高い |
撮影時間 | 短い | 長い |
まとめ
今回の説明で、パノラマと歯科用CTの違いが少しは明確になったかと思います。どちらも歯や顎の検査には欠かせないものですが、それぞれに適した使い方があります。歯医者さんでは、症状に応じて最適な検査を選んでもらえるので、安心して相談してみてくださいね。
ピックアップ解説
パノラマといえば、全体を一度に見ることができるレントゲンですが、その画像がどんな風に撮影されるか知っていますか?パノラマ x線は回転しながら1枚のフィルムに写すため、顎の全てをスムーズに捉えることができるんです
でも実は、パノラマ画像は高度な位置情報は撮れないため、詳しく見たい時は歯科用CTが必要です
そんな使い分けが歯科ではとても重要なんです!