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Excelでの「formula」と「worksheetfunction」の違いとは?初心者にもわかる解説
Excelを使っていると、「formula」と「worksheetfunction」という言葉を目にすることがあると思います。この2つは似ているようで、実は大きな違いがあります。ここでは、それぞれの意味や使い方、違いについて詳しく解説していきます。
1. formula(数式)とは
「formula」とは、Excelのセルに入力される数式のことを指します。例えば、「=A1+B1」という入力は、A1セルの値とB1セルの値を足すという意味です。この数式は、他のセルと連携した計算を行うことができ、リアルタイムで値が更新されます。
2. worksheetfunction(ワークシート関数)とは
「worksheetfunction」とは、Excelの多くの関数を呼び出すための方法です。例えば、SUM関数を用いて数値の合計を求める場合、「worksheetfunction.sum(range)」という形式で使用します。これにより、特定の範囲内のデータを簡単に計算できます。
3. formulaとworksheetfunctionの違い
項目 | formula | worksheetfunction |
---|---|---|
定義 | Excelセルに直接入力される計算式 | 関数をプログラム的に呼び出す方法 |
使用方法 | =A1+B1のように表現 | worksheetfunction.sum(range)の形式 |
適用範囲 | 特定のセルに限定 | マクロなどのプログラミングで使用可能 |
4. まとめ
今回の記事では、Excelの「formula」と「worksheetfunction」の違いについて解説しました。どちらも計算を行うために欠かせない要素ですが、それぞれが持つ特性や使い方に違いがあることがわかりました。Excelをより効率的に使うために、これらの知識をぜひ活用してください。
Excelのformulaは、セルに直接入力される計算式のことです
一方、worksheetfunctionは、関数をプログラム的に呼び出すための手段です
例えば、SUM関数を使うとき、formulaでは「=SUM(A1:A10)」とセルに入力しますが、worksheetfunctionでは「worksheetfunction.sum(range)」と書きます
この違いは、主にプログラムを組んで自動化するかどうかに関係してきます
そのため、スプレッドシートで簡単な計算をする場合はformulaを使い、データの集計や分析にはworksheetfunctionを利用すると良いでしょう
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