有効画素数と画素数の違いを徹底解説!どちらが大事なの?
カメラやスマートフォンを選ぶとき、よく目にする「有効画素数」と「画素数」という言葉。この二つの言葉、似ているようで実は大きな違いがあります。今回はそれぞれの意味と、どちらが重要なのかについて解説します。
1. 画素数とは?
画素数とは、画像を構成する小さな点、つまり「画素」の数を指します。カメラやディスプレイの性能を表す指標の一つで、例えば「800万画素」とは800万個の点で画像が構成されているという意味です。画素数が多いほど、画像の細部まで表現できるため、より美しい画像を撮ることができます。
2. 有効画素数とは?
一方、有効画素数はその名前の通り、実際に利用可能な画素の数を指します。これはカメラやスマートフォンが撮影した画像の中で、正しく機能している画素数のことです。有効画素数は通常、画素数よりも少なくなります。例えば、1200万画素のカメラでも、有効画素数が1000万画素であることがあります。
3. 違いをまとめると
項目 | 画素数 | 有効画素数 |
---|---|---|
定義 | 画像を構成する画素全体の数 | 実際に使用できる画素の数 |
数値の例 | 1200万画素 | 1000万画素 |
重要度 | 高いが使用する際には説明が必要 | 実際の画像の品質を示すため、より重要 |
4. どちらが重要なのか?
有効画素数は、その名の通り、実際に撮影できる画素数なので、画像の品質に大きく影響します。それに対し、画素数が高いからといって必ずしも良い画質になるわけではありません。ですので、カメラやスマートフォンを選ぶ際は、画素数だけでなく有効画素数も確認することが大切です。
写真にこだわりたい方や、特に風景やポートレートを撮る際には、有効画素数のほうを重視することをお勧めします。逆に、日常的なスナップ写真やSNS用の画像であれば、画素数が高いものを選んでも十分かもしれませんね。
有効画素数って聞いた時、ただの数字だと思うかもしれませんが、実際にはカメラの質の差を示す大事な要素です
たとえば、同じ1200万画素でも、有効画素数が1000万なら実際に使える画素は少ないので、結果的に画像がぼやけることがあります
逆に有効画素数が780万のカメラで、800万画素のデータを持っていても、800万画素の意味が薄れてしまう
このため、ただの画素数に騙されず、実際に有効な画素数を重視することが画像のクオリティにつながりますね
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