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basic認証とbearer認証の違いとは?わかりやすく解説します
インターネットを利用する上で、安全に情報をやり取りするために認証という仕組みが必要です。今日は二つの認証方法、basic認証とbearer認証についてお話しします。
基本的な考え方
まず、基本認証(basic認証)とは、ユーザー名とパスワードを使って、自分の身分を証明する方法です。WebサイトやAPIにアクセスする際に、これらの情報をウェブサーバーに送信します。そのため、基本認証は比較的簡単に実装できる一方で、セキュリティ面では少し弱いという欠点もあります。
一方、bearer認証は、トークンを使ってユーザーの身分を確認する方法です。このトークンは、ユーザーが認証を受けた際に発行され、特定の時間だけ有効です。これにより、より安全に情報をやり取りできるとされています。
基本認証とbearer認証の特徴
特徴 | basic認証 | bearer認証 |
---|---|---|
方式 | ユーザー名とパスワード | トークン |
実装の難易度 | 簡単 | 難しい |
セキュリティ | やや弱い | 強い |
トークンの有効期限 | なし | あり |
どっちを選ぶべきか?
基本認証は、簡単に実装できるため、小規模なアプリケーションや個人のウェブサイトに適しています。しかし、セキュリティが重要な場合にはbearer認証を選ぶのが良いでしょう。特に、APIを通じてデータをやり取りする際には、bearer認証が安心です。
まとめ
基本認証とbearer認証の違いについて説明しました。どちらもそれぞれに特徴と利点があるため、システムやアプリケーションに合った方法を選択することが大切です。
基本認証はさらっと説明しましたが、実はこの仕組み、HTTPの初期から存在しています
基本認証が使われる場面でよくあるのが、社内システムなど小規模なものです
ただし、情報が平文で送信されるため、セキュリティには注意が必要です!一方、bearer認証は近年、APIの世界で多く採用されています
開発者間では、トークンとか認証という用語が頻繁に出てくるので、そういう用語に慣れておくと、後々役立ちますよ
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