
バランスシートと賃借対照表の違いを簡単に解説!
企業の財務状況を把握する上で、バランスシートと賃借対照表という言葉をよく耳にしますが、実際にはどういう違いがあるのでしょうか?中学生でもわかりやすく解説していきます。
バランスシートとは?
バランスシート(Balance Sheet)とは、企業の財務情報を分かりやすくまとめたものです。具体的には、企業の資産、負債、資本を示します。資産は企業が持っているもの、負債は借金や支払うべきお金、資本は会社の自己資金にあたります。
賃借対照表とは?
賃借対照表(しんしゃくたいしょうひょう、英:Balance Sheet)は、バランスシートの日本語訳です。つまり、内容としてはほぼ同じです。しかし、賃借対照表は主に日本の会計制度において使われる用語です。一方、バランスシートは国際的な会計基準で使われます。
項目 | バランスシート | 賃借対照表 |
---|---|---|
言語 | 英語 | 日本語 |
使われる国 | 国際的 | 日本国内 |
対象 | 企業全般 | 主に日本企業 |
まとめ
要するに、バランスシートと賃借対照表は基本的には同じものを指しますが、その使われる場面や言語が異なるだけです。財務諸表を理解する上で、この言葉の違いを知っておくことはとても大切です。
ピックアップ解説
バランスシートは、企業がどれだけの価値を持っているかを示す重要な書類です
たとえば、ある会社が1000万円の現金と3000万円の土地を持っていたとします
この時点での価値は4000万円ですが、もしそのお金をもとに借金をしていたらどうなるでしょう?借金が500万円あると仮定すると、実際には3500万円が会社の純資産ということになります
バランスシートを見れば、企業の強みや弱みが一目でわかりますよ!
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